監査

 本法人では、学校法人が公教育の担い手として、設置学校の公共性を高めるとともに法人における管理運営制度の改善を図ることを目的として、監事監査、公認会計士監査、内部監査を実施しています。

1.監事監査

 監事の体制を強化するため、2008年11月より監事3名のうち1名を常勤監事としています。

財産状況の監査

 監事監査(決算) 事業報告および決算報告に対する監査を実施しています。 
 監事監査(期中) 事業計画の進捗状況と年度後半期に向けた取り組み内容に対する監査を実施しています。

業務状況の監査

 理事会、評議員会及び諸会議に出席するとともに、監事監査計画書に基づき監事監査等において、役員等から中期計画および事業計画の進捗状況、業務の進捗状況の監査を実施しています。

※監査は、設置学校を含むすべての法人の業務と財産の状況を対象としています(個々の教員の教育研究内容については監査対象外)。

監査の区分
  1. 定期監査
    監事が予め監査の計画を定め、計画に基づいて実施する監査
  2. 臨時監査
    監事が特別に必要と認める事項が生じた際に、監査計画に拘わらず実施する監査

2.公認会計士監査

 会計監査人監査は、私立学校振興助成法に基づき、会計処理、財務諸表が学校法人会計基準に基づいたものであることについて監査を行い、理事長が外部の監査法人に委任して実施しています。

3.内部監査

 内部監査は、理事長直属の業務監査室において内部監査計画書に基づく監査を行っています。

内部監査業務

 内部監査業務は、法人および設置学校のすべての業務を対象とし、監査の種類としては、「業務監査」と「会計監査」があります。

  1. 業務監査
    法人および設置学校の業務および制度の運用状況が適切且つ妥当であるか否かを点検するとともに、組織運営・業務管理のありかたについて活性化の視点から問題指摘を行います。
  2. 会計監査
    • 事業活動の成果が会計基準、経理諸規程および諸手続に準拠して会計記録に正しく反映しているかを点検するとともに、予算の執行状況について効率・効果の視点から問題指摘を行います。
    • 予算に関する監査は、事業計画にそった予算要求・査定が所定の手続を経て実施されているかを点検するとともに、長期計画等との整合性および推進の効率性について問題指摘を行います。
監査の区分
  1. 定期監査
    あらかじめ定められた監査計画書に基づき定期的に実施する監査
  2. 臨時監査
    理事長が特別に必要と判断した場合に実施する監査

4.監事、会計監査人(監査法人)、業務監査室の連携

監事と会計監査人の連携

 監事は、会計監査人と会計監査人報告会及び会計監査人との懇談会(年3回)を開催し、会計監査人の監査計画・会計監査の実施状況、監査結果の報告を受けるとともに、財産の状況についての情報を得ながら意見交換の場を持ち連携を図っています。

監事と業務監査室の連携

 監事は、内部監査の実施状況について、監事会において業務監査室より報告、説明をうけ意見交換の場を持ち連携を図っています。

業務監査室と会計監査人の連携

 業務監査室は、監事と会計監査人との懇談会に出席するとともに、必要に応じて内部監査の実施状況について報告、説明の場を持ち連携を図っています。

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