
一人ひとりの夢や目標の力になる
一人ひとりの夢や目標の力になる
前職も専門学校で教育業界にいました。
大学職員になろうと思ったのは、学生は勿論、先生方とも連携を図って
「学校経営」の視点からいろいろな企画、サポートができることに魅力を感じたから。
立命館大学を選んだのは母校だということと、部署も仕事の幅も広くて教育業界の中でも保守的でなく、
常に新しいことにチャレンジしていたからです。
基本的には「ライフサイエンス」と呼ばれるような分野でiPS細胞やゲノムデザインなどの最先端の研究はもちろん、
化学や生物工学を中心に様々な分野で精力的に研究を展開している先生が多く、
「ライフサイエンス」を様々な角度から学び、将来的には関連分野の企業で研究開発職に就く学生を育てる学部です。
学部の先生方はとにかく教育熱心というか、指導熱心な方が多いと感じています。
この分野は突き詰めていくほど社会での応用化の可能性が広がり、例えば難病の克服など人類の幸福に大きく貢献できる。
世の中に役立つ研究を発信できる人材をこの学部から多く輩出していきたいですし、
そんな夢を抱いている学生や先生の力になりたいです。
レスポンスの早さは心がけています。
入職してから1年間、めまぐるしく仕事に追われる状況でも、
学生や先生方のちょっとした依頼で分からなければ調べてすぐに折り返し、
「何か聞けば返答が返ってくる職員」と思ってもらい
信頼関係を築くことを意識してきました。
たまに先生方から将来の進路や目標のことで
精神的に弱気になっている学生のサポートをお願いされるときもあります。
そのときも対応の早さが学生にとって大切なので
この姿勢は大切にし続けたいと思っています。
企画書や報告資料など、先生方の会議資料は膨大なもの。
学生や先生方には資料やメール一通で理解をしていただかないといけないので、
「いかにコンパクトに分かりやすくまとめるか」が重要。
前職では自分の作った文章を口で説明できる機会が多かったので
それほど心配ありませんでしたが、この組織は規模が違います。
今では一度作ったら見直しや文章チェックを必ず誰かと二人三脚で
何度も行うようになりました。
また、学生の在学中の記録が全て詰まった「学籍」も私が管理しています。
彼らの将来を左右する情報にミスは絶対に許されません。
神経を使う仕事も多いですが、一つひとつに真心と責任感をもって
向き合うように心がけています。
取材日 2016年1月21日
※プロフィールは当時のものです。
周囲の意見も取り入れながら、
自分のやりたいことに対して突き進んでいく人